当会世話人が街道自費出版本を 

  大野の 西国街道を歩く 

2007.1.1
1/9 追記事
            著者:中川 正

●1/9追報:中川さん労作が中国新聞20面都市圏欄にて報告されました!


西国街道散策会世話人が自費出版で街道解説本を出版

当会の世話人を務めている中川正さんは居住地大野町について愛着深く、郷土の歴史について西国街道を焦点とし深く研究を重ねておられます。また西国街道全行程についても2000年より2年半かけて下関から西宮までの西国街道500kmを既に踏破されました。

中川さんは地元大野歴史ガイドの会副代表として活動するとともに、「西国街道を歩く会」にて広島県〜山口県を主体にガイドを務めております。また2006年10月からは当会のガイドにも就任されました。

折りしも2006年には居住地の佐伯郡大野町は廿日市市に合併されました。これを惜しんでか、西国街道のうち旧大野町の部分を特に取りだし、「大野の 西国街道を歩く」として自費出版にてこのたび上梓されました。

さすが特定区間でしょう、その徹底的な考証には一読して頭が下がりました。またその分エピソードに満ちて読者には興味深く、いわゆる街道解説本とは異なった雰囲気を醸し出しています。掲載写真は全部明解なカラー印刷という凝り方であり、氏の意気込みも推察されました。

そういうことで、同会の世話人として私も、メンバーからこのような研究家が誕生したことを誇りに思う次第です。

書店に並ぶ一般書籍とは違いますが、初版本の在庫分だけは末尾記載の方法にて頒布できるとのこともお伝えします。 
                         (ホームページ担当山根政則記)

    

目次
一、廿日市から大野中山に入る
  • 四郎峠
  • 今川貞世の歌碑「おおのの中山」
  • 霊験あらたかな疣観音
  • 中山旧道(中山トンネル以前の山道)
  • 椎宮(中山大歳神社)
  • 「大野五郎の伝説」
  • 埋もれた中山一里塚碑
二、中山から高見に向かう
  • 末弟十郎の開いた十郎原
  • 街道の茶店「モチヤ」
  • イギリスから帰ってきた蓮華寺の鐘
  • 両端を払い下げられた街道
  • 弥生時代の襄ヶ嶽遺跡
三、山裾の道
  • 水口には村送りの継場や茶店があった
  • 掘り下げられた道
  • 三槍社
  • 総領 大野次郎の住居跡「土井」
  • 古代山陽道「高庭の駅家」跡
  • 木漏れ日のそそぐ街道
  • 江戸時代の高畑のため池
  • 散在する貝塚跡
  • 「歴史の散歩道」
   
山裾の道の解説部分  (各本文は地図と対比できる)
 
 四、筏津からの西国街道
  • 筏津へ街道が移ったのはいつ頃か
  • 西教寺の移転時期と街道との関連
  • 大名が休息した「間宿」
  • 庄左衛門父子を祀る桝かけ神社
  • 西教寺
  • 長州戦争の戦死者を祀る千人塚
  • 鎮座千四百年の古社 大頭神社
  • 夫婦の滝 「妹背の滝」
  • 天下送りの宿
  • 削り取られた鯛山
  • 方向違いの道標
  • 厳島神社と門山城
  • 塩屋一里塚と今川貞世の歌碑
夫婦の滝 「妹背の滝」の解説部分
   
五、西国街道の難所 四十八坂を越える
  • 四十八坂に向かって
  • 大人の足跡
  • 向原の石畳
  • 寺屋敷
  • 山伏坂
  • 宮浜温泉源泉地
  • ええにょぼ石
  • 四十八坂の山中を行く
  • 残念さん
  • 吉田松陰の腰掛岩
  • 長峠と鳴川荒神社
  • 鉾の峠
六、西国街道と旧山陽道 (余聞)
  • あなたは「西国街道」と呼びますか 「旧山陽道」と呼びますか
  • 「影面の道」と呼ばれた古代山陽道
  • 古代山陽道の道幅は十二メートルもあったか

 参考ページ1:当ホームページ著者制作 「街道全行程を歩きました」
   同    2:当ホームページ関係場所 「廿日市〜大野浦」 01.10.15 06.10.2
   同    3:   〃             「大野浦〜玖波町」 01.11.16 06.11.28

●サイズとページ数:A5版 124p

●著者: 中川 正

●発行年月日: 2006年11月25日

●初版本頒布   
      売れ切れになりました
若干の余部がありましたので、希望者に1冊1000円にて頒布しましたが、1/9中国新聞に掲載されたまとたん注文が集中し、即日売れ切れでした。そういうことで、頒布は不可能になりました。あしからず。