1999年1月号


交流会が発行しているNews Letterのバックナンバーです。



  • 研究部会の活動計画
  • NPOマネジメントセミナーを終えて



    ●研究部会の活動計画

    歴史を生かした地域づくり研究会

    <しまなみ海道と瀬戸内文化>
    尾道から今治までの水軍文化を鑑み陸路と海路の両面から芸予諸島の歴史的な地域交流の在り方と論議
    <淀江の文化遺産と国営公園>
    弥生時代から奈良時代へと参院分かが収斂した淀江の一帯に国営史跡公園を開設してはと各方面に要請

    石垣を讃える会

    <石造物の実地研究と地図化>
    竹原市賀茂川流域と甲山盆地大田庄一帯と石見国高津川流域で石造物の実地調査を行い周遊路の地図化
    <伝統的棚田石垣の実施調査>
    島根県柿木村大分谷地区の棚田石垣を実地調査し交流会等にて石垣保全と棚田整備に関する方策検討


    ■NPOマネジメントセミナーを終えて

    ボランティアとNPO
    NPOマネジメントセミナーを終えて

    「今度、催し物を行いたいのだけれど誰かボランティアしてくれる人いないかな」というとき、「タダ働きで」を暗黙のうちに意味している。「自発的」ではなく、「タダ働き」とくるところに、私たちの社会で「ボランティア」という言葉がまだしっかり定着していないことを示している。ボランティア活動の性格は「先駆性」や「自発性」「公共性」に特色がある。「世界ボランティア宣言」(90年IAVE総会)では、「ボランティア活動は、個人が自発的に決意・選択するものであり、人間の持っている潜在的能力や日常生活の質を高め、人間相互の連帯感を高める活動である。」といっている。

    ●最終回セミナー●


    ボランティアと NPOはちがうのか。ボランティアは個人や個人の自発的活動に着目した言葉であり、NPOは個人の自発的な活動を基礎にした「団体、組織」を指している。ボランティアが目的意識、組織性(代表者や会則を備えた)を有すれば(狭義の)NPOといえる。ボランティアの無償制とNPOの非営利性の混同も見られる。非営利とは事業収益をあげてもいいが、利益を関係者で配分しないこと(非配分の原則)である。

    ●セミナー風景●


    組織体、事業体としてNPOを運営し、継続的に維持していくことは至難の業です。マネジメントが問われていくる。ひろしまNPOセンターでは中国・地域づくり交流会のサロンを会場に「マネジメント実践セミナー」を4回シリーズで開催した。最終回は松岡温彦氏を講師に「粋でおしゃれなお金の集め方」をテーマに話をうかがった。誰がもっていようと、どう使おうと千円は千円。けれど、お金にココロを使うことで幸せの糸口をつくることができる。わいわいとバザーを開く楽しさ、チャリティコンサートに参加する喜び、わずかな寄附が町や自然を守る驚き。無機質なお金がココロあるモノやサービスや空間などに姿を変えていく。「個人のおもいや意志、愛」を力にかえていくシステムとしてNPOを定着できるかは、マネジメント力の強化にかかっている。

    (ひろしまNPOセンター 中村隆行)

    NPO等についてのお問い合わせ先
    ひろしまNPOセンター
    〒730-0016 広島市中区幟町15-6橋本ビル2階
    TEL.082-224-0065 FAX.082-224-0069



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