| ニュースレター 11月号(139号) | ||||
| 中国・地域づくり交流会が発行しているニュースレターのインターネット公開版です。 |
| 目次 |
| ■住まいと環境に学ぶ会 話題「景観と暮らし」提供者「在広写真家 脇山功」 |
アマモの聖地 |
脇山氏とは交流会員新田和雄氏の紹介を得て、人柄に惹かれ淡交数年。講演形式で話を聞いたのは初めてということもあり、驚く事がたくさんあったこの日(10/24 18:30〜20:30)の集まりだった。
彼は瀬戸内島嶼部で生まれ育った。 寡黙な彼の名刺には「鳥の視点 さかなの視点 景観写真 脇山功」と書いてある。 そのキャッチフレーズとカメラを肩に、空中と水中を縦横無尽の写真小僧である。陸を歩いている姿をあまり見かけることがない。 縦横無尽といってもよくわからないと思うが、例えば鳥の目を得る為のセスナ費用だけでも数千万円の私財を投入して来ている。その結果瀬戸内の景観写真を二十数万点ストックしている。この数字がどの程度の事であるのか健築師の私には理解不能である。 容姿はほぼ50歳に手が届いているが、小僧といっても失礼ではない程のキラキラとした瞳の持ち主である。 その彼がいま母の胎内に還る程のエネルギーを燃やし、もがき、伝えようとしている「モノ」がある。 「せとうち風光」という小冊子(500円/冊 季刊予定)である。 これには地球上で比類ないほど(脇山氏談)の豊かな自然に抱かれた瀬戸内の景観とそこに暮らす人々が各号収めてある。 冊子の中心は写真だけに光と影がそこにあるのだが、その窓から “混沌”が溢れ出てくる。 是非ご照覧を。 発行元:瀬戸内風光研究会 TEL 082-542-5380 (文責 伊藤光恭) |
| ■ 私の絵手紙 |
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一週間に1回、母の入所しているグループホームを訪ねる私ですが、一人暮らしの頃の元気さが次第に失せ、自分から何かしようと言う気持ちも見られなくなりました。お洒落な母ですが、無頓着になっています。入所して8ヶ月。安全で、安心で合理的な施設ですが、本人には「楽しい」、「困った」等の実感が無くなっています。「グループホーム」の狙いは、「家庭的雰囲気の中で、入所者個人の力を発揮させる」となっていますが、新規の施設のため施設側も試行錯誤の状態です。再度施設を訪ねると「よう来てあげなさるね」と入所者から声を掛けられるようになりました。歌好きの母と、この人達と歌が唄えないかしらと思ったのです。古い、ハーモニカを出してみました。楽器店に行って初級教本も買いましたが、解らない事があります。悩むより教室へ入学。そして10月20日の「第3回・ハーモニカフェスティバル」を聞きに行きました。15団体が合奏、独奏と41曲を演奏し最後は会場全員の「ふるさと」の大合唱でした。中でも若い青年の「TSUNAMI」の独奏は心に残りました。「ポケットに入る楽器」を見直した1日でした。
(ひの かつこ) |
| 【部会情報】農山村活性化部会/第3セクタ−経営研究会 |
農山村活性化部会/第3セクタ−経営研究会が
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| 【部会情報】日本焚火学会 |

| 【部会情報】タウンモビリティ楽会例会開催 |
| サイトシーイング・モビリティ(観光、行楽)活動シーズン到来!!
お出かけサイトの必須アイテムになる、新たなタウンモビリティの導入、白石正明先生からの提言「TM白書」作成などを、話し合いたいと思いますのでふるってご参加ください。 日 時 平成14年11月13日(水)18:30〜 場 所 中国・地域づくり交流会 Cハウス3F 内 容 おまつり尾道 タウンモビリティ参加結果について(10/26、10/27)/世界高齢者セミナー参加報告について(10/26〜10/30)/温井ダム ダムサイトモビリティ視察について(11/4)/大竹市イズミ夢タウン・タウンモビリティ本格スタート概要について(11/14)/中国・地域づくり交流大会in大久野島参加について(12/7、12/8)/TM白書について/その他 (世話人 久保田 博) |
| 【部会報告】第15回 西国街道散策会TO八本松 |
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東広島市八本松〜大山峠〜安芸区瀬野主催:西国街道散策会 日時:平成14年9月29日(日)9時35分〜15時 参加:75名(佐々木卓也ほか) はじめに 午前9時35分に JR八本松駅に集合、ここから歩き出しました。気候も涼しくなり歩きやすい季節なので、参加者が多く集まりました。とても快適な散策会になりました。会員証配布も定着しましたが、今回で2回になる方は、次回、「松」の印をついてお渡しいたします。楽しみにしてください。大山峠では、記念の看板を立てて盛り上がり、楽しく過ごせました。(写真の通り)次回は、距離も短く手頃なところですので、ぜひ大勢の参加をお待ちしています。 地域のなりたち 八本松から大山峠を越えて、広島にはいる。峠は古い書物によると335mで京都から下関にいたる西国街道としては最高点、この道を歩く大名は、山道も急なため駕籠をおろされている。西国街道(山陽道)は時代とともに変遷しているが、ここ大山峠は古来より変わらず、難所ではあるがどの時代もここを通行していた。 足どり 私達の足どりは、八本松駅から鉄道を横断、国道2号に出たところに長尾の一里塚がある。八本松のいわれがある松が当時は植わっていた。ここから、峠越えの山道を行く。峠付近はけもの道の様相を呈している。代官や殿様も馬上から降りたという坂を下り再び青山で国道2号に出る。ここからは、舗装はされているが、細い道路が、国道2号からつかず離れず続いている。寺などもなく、延々とあるいた。瀬野駅に近づくにつれ、国道2号に含まれてしまい、細い歩道を歩くことになる。 見どころ 興味がもてたのは、なんといっても大山峠、けもの道であったがために感激もひとしおでした。大山峠に記念の看板を立て、みんなで埋めた。看板は、木製で、最終的には自然に帰るものにした。近くに、大山の清水(瀬野川の源流)で口をゆすぐ。以前は、清水がこんこんとわいていたようだ。しばらく行くと刀鍛冶の跡がある。こんなところでとも思うが、砂鉄とか、土とかが良かったのであろう。加茂郡と安芸郡との境があり、殿様がこられるときには、代官がここまで迎えにきている。平坦ではないので大変だ。 次回は、いよいよ西条に到着しますので参加をしてください。 とのさまも 自由がきかぬ 大山峠 歩きとおすは そよ風のとき (Y-Shiokata)
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第16回 近世西国街道散策会(八本松〜飢え坂〜西条まで)日 時 平成14年12月1日(日)(朝6時〜のテレビ放送の午前の天気予報の降水確率50%以上は中止) 集 合 JR八本松駅9時35分 (八本松駅の改札を出て南側の階段を下りたところ) 解 散 JR西条駅付近(西条四日市本陣前) 13時頃 参加費 1人500円(夫婦は1組で500円) 問い合わせ 中国地域づくり交流会事務局(TEL:082-221-8505/FAX:082-221-6009) 当日の問い合わせ(090-9468-9868) |
| 【体験報告】広島市での公民館活動に参加して その2 |
| 3.街並み再発見講座/自分たちの見た西国街道:佐伯区・五日市公民館
平成13年度から新規講座として、佐伯区内の歴史的街並みを再発見する目的で、近世の西国街道についての公開講座と史跡散策が行われました。「五日市公民館だより」等で広報され、西国街道散策会からの参加者も含め、約30名の参加者が集い西国街道に熱い思いを寄せました。参加者は2回の講座で学習され、将軍・大名・公家の3班に分れ、新井口〜廿日市間を都合2回路上観察されました。思い思いの感覚で情報を入手し、最後にマップに江戸時代から現在までの西国街道の佇まいを、現代風の道中絵図に仕立てて描きました。井口龍神山の一里塚跡から廿日市岩戸山の一里塚まで、五日市の街並みや海老塩浜の故地を訪ねる路上観察成果は、五日市公民館にて市民に広報され、大いなる成果を残しました。 平成14年度からは古代から近世への交通路を基に、人間と文化の交流史を纏めて行きます。 問合せ先 広島市五日市公民館 Tel:082-922-8333(代) 4.さわやかふれあい講座/地域防災ボランティア講座:佐伯区・観音台公民館 平成11年6月29日の集中豪雨や、平成13年3月24日の芸予地震等の惨禍は、佐伯区五日市観音西地区内に今も痕跡を残しています。平成12年度から佐伯区五日市観音西地区自主防災会(連合町内会)と観音台公民館が協働し、「地域防災ボランティア講座」を開始し防災事情温故知新と題して、延べ200人余により地域防災への学習活動を数回行いました。平成13年度は前年度の学習成果を基に、地域連帯と防災活動に向っての地域防災マップを作る活動が開始されました。広島市佐伯消防署からの基本知識を拝聴し、作成への提案をさせて頂きました。当地域は極楽寺山東部の山麓斜面に位置し、土石崩壊地と複合扇状地の地形を持ち花崗岩性の地質の上に、古来幾度となく災害が発生する災害常襲地域でした。地図作成の基本データづくりには、8町内会から約20人の自主防災会員が担当されました。町内会別の1/2,500都市計画図を基に、関係機関からの情報提供を受けながら、下記項目のベースマップを作成し、実際に町内会別に実地調査を行い危険度チェックを行いました。
これらのデータを基に災害予想地図と地域避難地図を作成し、A2版縦位置両面カラー刷で完成しました。災害予想地図には、自然環境と災害状況・広島地方の災害史・土砂災害発生の状況・6.29災害記録写真を、地区避難地図には、地域防災とマップづくりの活動・避難のテクニック・避難システムと避難施設・災害時指定避難場所・過去の災害写真等を掲載しています。この地域防災マップは観音西地区の町内会会員の全家庭に無償配布され、平成14年度は各町内会を対象にし、地域防災に対する基本姿勢とマニュアルづくりが開始されています。町内会の班組織のコミュニティづくりと、基幹市道の利用規制や防災施設の利用方法等、3月23日の地域防災マップ完成報告会で参加者からの意見が交されました。 問合せ先 広島市観音台公民館 Tel:082-921-4762(代) 報告者 歴史を生かした地域づくり研究会代表世話人/西国街道散策会会長:佐々木卓也 〒731-5125 広島市佐伯区五日市駅前3-4-22 Tel/Fax:082-922-6638 |
| 【活動報告】おとめごころで酒を造る会 |
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毎年9月中旬の日曜日に、岡山県北津山市田邑の「農業法人紫竹カントリー」の一枚の田んぼに、稲刈りに集まる集団がいる。津山周辺から、県南の岡山周辺から、姫路・大阪・京都など関西から集まった老若男女50人ほどが鎌を手に稲を刈る。6月の初旬に、自分たちで手で一株ごと田植えした「おとめごころ」の刈り入れだ。
「おとめごころ」は「あきたこまち」と「アキヒカリ」との交配種、幼名「岡山37号」と呼ばれた岡山県北の奨励米だ。しかし、飯用米として人気が出ず、生産する農家が減って来ていた。 津山周辺の気候・風土に合った「おとめごころ」をこれからもつくり続けていく必要があると考えていた農業者がいた。津山で取れたお米で、津山の水で、津山の酒蔵が造った本当の津山の地酒を造りたいと考えていた蔵元がいた。これを結びつけたのが農業青年のグループ「圏域農業デザイン会議」だ。会員50組を募り、年会費8000円で田植え・稲刈り・酒の仕込み・瓶詰めラベル貼りを体験し、マイラベルを貼った「純米吟醸おとめごころ」の生酒2升と酒粕が手に入る会を企画した。こうして酒造りを田植えから体験する「おとめごころで酒を造る会」(会長堀江修二=出雲市)が平成8年に誕生した。 津山の町が深々と冷え込む1月中旬の日曜日、津山城下の古い屋並みが残る出雲街道にある苅田酒造の酒蔵で酒の仕込み体験が行われる。三段仕込みの留添えの手伝いだ。50%まで精米され、甑(こしき)で蒸しあげられたおとめごころ約370「ほどを、会員がスコップを使って放冷機に投入する。放冷機で適温まで冷まされた米は、エアシューターで仕込みタンクへ運ばれる。タンクでは会員が櫂を使ってかき混ぜる。 寒さも峠を越える2月下旬、酒蔵で待ちに待った「純米吟醸酒おとめごころ」の新酒が出来上がる。会員は瓶詰めを手伝い、自分の酒2升と酒粕1キロを手に入れる。 酒瓶には会員それぞれが工夫を凝らした、マイラベルを貼る。子供の成長を願うもの、親への感謝を表すもの、子供の書いた楽しい絵、デジタル写真を使ったもの。会員それぞれの思いが「純米吟醸酒おとめごころ」に込められる。 メインの体験行事だけでなく、酒器製作・バケツ稲の栽培とコンテスト・休耕田を使った家庭菜園・ケナフ栽培やケナフを使った紙漉き・出雲の日御碕神社での新嘗祭と平安時代の造り方で造った「白酒(しろき)」「黒酒(くろき)」の奉納・清酒グラスのガラスエッチングなどなど、毎年いろいろな体験メニューが企画される。 会員が手にするのは酒と酒粕だけではない。日本の四季の繰り返しの中で、米作りから酒造りまでの体験から、会員は自然・環境を体感し、農業と食べ物について考え、歴史と風土に思いを馳せる、家族の思い出をつくり、仲間たちとの交流を深める。 この会に参加させていただいた4年間は、私の人生の大切な1ページとなった。いつも、まわりに笑顔が絶えない活動なのが忘れられない。 高知に来てまもなく1年になるが、今でも「おとめごころ」の新しい便りが届くの待っている。 「今年のおとめは一段と良い出来だ。」と。 (JH高知管理事務所 安藤幹也) |